文章は、独断と偏見で書きなさい!
こんにちは。
現役書籍編集者のPITです。
僕の独断と偏見で書きますが、
「文章とは、独断と偏見で書くもの」
です。
……わかりづらくてすいません。
ようするに、おもしろい文章は、そのどれもが、自分の意見を書いているもの。
自分の意見が入っていなくて、情報ばっかりとか、誰も否定しない普通のこととか、
そのような文章は、書く意味がありません。
A
「私は、メモをとるときは、このメーカーの赤ペンしか使いません。この書き味と、太さは、初めて使ったときに衝撃を受けました。ほかのペンを使っている人の気がしれません。人生半分損しています」
と、
B
「この赤ペンは太さ0.5ミリ。値段は100円。グリップ部分には持ちやすくするためのラバー付。発売から現在までに、20万本売れています」
では、どちらがおもしろいでしょうか。
どちらが届きますか?
きっとAのほうがおもしろいと感じたでしょう。
その意見に同意できるかはともかく。
「おいおい、そんなの簡単じゃねえかよ。自分が好きなものを『好き!』と書くだけだろ」
そう思っていても、いざ文章を書くとなると、
「ここまで書いたら、炎上するんじゃないのか」
「私は好きだけど、みんなが好きとは限らないし」
「反論されたら、きっと答えられないだろうなあ」
などと考えてしまうもの。
結果、普通のおもしろみのない文章になってしまう。
こう書きながらもPIT自身、
「お前のブログ自体がおもしろくないのに、なんで『おもしろい文章を書く方法』を教えられるんだよ」
なんて反論が来るのが怖くてたまりません。
けれど、「えいやっ!!!」と書いてしまう。
なぜか?
それは、自分が今までの経験で培ってきた文章術に自信があって、
この方法を学ぶことで、おもしろい文章が確実に書けるようになるから。
そう!
書く以上は、独断と偏見で書いていいんです。
熱をもって、自信たっぷりで書いていいんです。
それこそが、おもしろい文章を書くためのコツ!
な、の、で、す!