現役書籍編集者が伝える! 最速でおもしろい文章を書くコツ

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「思う」は極力使ってはいけない

こんにちは。
現役書籍編集者のPITです。

「思う」を極力使わない。

今回のブログで言いたいことは、これだけです。

なぜ「思う」を使わない方がいいのか。

(以下、パターンA)

なぜならば、「思う」を使うことによって、文章の力が途端に弱くなってしまう。

そもそも、あなたが文章を書こうと決めたのは、大勢に伝えたいことがあるから。

それなのに、「~~だと私は思います」なんて語尾ばかりだと、本当に伝えたいことがあるのか?

それは正しいのか? なんていうふうに、読者はきっと見抜いてしまう。

はっきり言って、そんな文章なら、書かないほうがいい。

読者はあなたの独り言を聞きたいわけではない。

誰も言っていない新しい意見や、世の中に流布しているのと逆の意見を、あなたは大勢に伝えたいのでしょう。

それである以上、もっと自信をもつべきです。

もちろん、自信をもって世の中に広める以上、その言説を補強する証拠などをきちんと調べたりして、誰が何を言ってきても負けないようにしておく必要はありますが。

(以上、パターンA)

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(以下、パターンB)

なぜならば、「思う」を使うことによって、文章の力が途端に弱くなってしまうと思うからです。
そもそも、あなたが文章を書こうと決めたのは、大勢に伝えたいことがあるから。
それなのに、「~~だと私は思います」なんて語尾ばかりだと、本当に伝えたいことがあるのか?
それは正しいのか? なんていうふうに、読者はきっと見抜いてしまうと思います。

はっきり言って、そんな文章なら、書かないほうがいいと僕は思います

読者はあなたの独り言を聞きたいわけではないのではないでしょうか。

誰も言っていない新しい意見や、世の中に流布しているのと逆の意見を、あなたは大勢に伝えたいのだと思います。

それである以上、もっと自信をもつべきだと、僕は思います。
もちろん、自信をもって世の中に広める以上、その言説を補強する証拠などをきちんと調べたりして、誰が何を言ってきても負けないようにしておく必要はあると思いますが。

(以上、パターンB)


いかがでしたか?

ちょっと極端でしたが、「思う」を使うことによって読者が受ける印象の違いを感じてもらえたはずです。

「思う」を使わないことによって、書くことに不安が増すでしょう。

それでいいんです!

この続きはまた!